アパート経営のメリット・デメリット

多額の建築費を捻出してアパート経営を行っても、マンションと競合してしまう現代、厳しい現実しか見えてきません。

具体的に実数を入れて考えてみましょう。

〇家賃収入が42万円あったとしても。

アパートの建築費は通常の広さの6戸建て(2階建て)で、4,000万円~5,000万円です。

家賃が7万円と想定して空室率ゼロ、つまりつねに満室な状態であると仮定しても月の家賃収入は42万円となります。

空室率が10%なら36万円程度に低下します。

建築費で借りたローンの返済を家賃収入の30%と見積もると満室の42万円で12万6,000円です。

残りの手取額は29万4,000円ですが、これで管理費を補ったり空室分の家賃補填などを考えると、採算そのものは厳しい見通しです。

〇アパートは思ったよりも早く陳腐化する。

銀行などからの建築費にかかる費用をいくら借りるかが大きな問題ですが、うまくいってもプラスマイナスでゼロの状態か、場合によっては元が取れないといったアパートの事例が多くあります。

原因はアパートの老朽化と陳腐化の速さにあります。

アパートは5年~7年で古く見えてしまうため、次の入居者の足が遠のき、マンションに流れてしまうケースが多いのです。

そうなると空室が増え、仕方なく家賃を下げるといった悪循環になります。

〇メリットよりもデメリットのほうが大きいアパート経営。

多額の建築費をかけても、儲かる事業とは言い切れません。

第1にアパートの予定地の立地環境を調査しましょう。

駅近で周囲に生活施設が整っているなら勝算はあります。

そうでない限り儲かる商売とは言いにくいのが現状です。

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